知りたい事
CSVファイルをExcelで開くと、文字化けしたり、先頭の”0(ゼロ)"が消えてしまったりなど、データ形式が変わってしまうことがあります。Excelで文字化けしないよう、データの形式を変化させないようにCSVを開く方法が知りたいです。
回答
CSVファイルをExcelでそのままで開くと、Excelの補完機能により、文字化け・データ形式が変わるなどのトラブルが発生します。データ形式が変わってしまうと、数値データの先頭の”0"(ゼロ)が消えたり、分数が日付に変換されたりします。
Excelには、文字化けやデータ形式を変化させないで、CSVファイルを開く機能があります。
その機能を利用することで、元々CSVファイルに設定されていた文字化け・データ形式が変わる等のトラブルを回避することができます。
以下、Excel2016、2019、Office365のCSVファイルの取り込み方法になります。
(2024年7月確認)
Excel2016の場合
- Excelで[挿入]タブ > テキストファイル を選択し、取り込み対象のCSVファイルを選択します。
- 表示されたウィザード画面にて、「コンマやタブなど~略~」を選択し、「次へ」をクリックします。
- 区切り文字でタブとコンマにチェックを入れ、次へをクリックします。
- 列のデータ形式で文字列を選択し、完了をクリックします。
- データの取り込み画面が表示されたら「OK」をクリックします。
- Excelに正しく表示されることを確認します。
Excel2019・Office365の場合
- Excelで新規ファイルを開き、[データ] タブ >テキストまたはCSVから を選択します。
- 該当のCSVファイルを選択(インポート)します。
- データの変換をクリックします。
- PowerQueryエディターが起動するので、正常に表示されない列を選択します。
-
データ型のプルダウンからテキストを選択し、列タイプの変更が表示されたら、「現在のものを置換」を選択します。
- 正常に表示されることが確認されたら、閉じて読み込むをクリックします。
- Excelに正しく表示されることを確認します。