知りたい事
- セミナー配信時に発生する参加者側のデータ通信量が知りたい
- セミナー参加時にセミナー視聴で発生するデータ転送量を説明したい
回答
セミナー視聴で発生するデータ量を考えるには、基礎となる考え方の「考え方の基礎 ①・②」があります。その上で実際の計算を考える必要があります。
■考え方の基礎①:
データ通信時の帯域は、bps(bit / sec)で表記されます。
これは、単位時間あたりにどれだけのデータが流れるかという、通り道の幅を表現する考え方に近いです。
<例>:太い道路、細い道路のような概念。
■考え方の基礎②:
転送量はByteで計算します。
これはパソコン上でのファイルサイズと同じ考え方になります。
■実際の計算:
映像部分の転送量は、以下の式で計算されます。
【前提】
- 配信の映像品質:480kbps
- 時間 配信時間:60分
480(kbit) / 8 x 60(秒) x 60(分) = 216,000kByte (216Mbyte)
※ 8で割るのは bit → Byte に換算するため
■実際のライブ時の考慮:
映像配信の転送量に対してだいたい2〜3割増しの転送量が発生します。
これは、実際のGigaCast のライブ/録画共では、これ以外にファイル転送のオーバーヘッド(付加情報)や、資料の転送などが発生するためです。