ロゴスウェア サポートニュース(2020年2月号)
弊社製品に関するお役立ち情報やOSやブラウザ等のバージョンアップによる検証結果を定期的にご案内いたします。
年が明けてから早いもので2か月がたちましたね。
今年は日本でもオリンピックが開催され、観戦をしに行く人も多いのではないでしょうか?
にぎやかな夏になりそうです。
さて、2020年のキーワードで忘れてはいけないのがもう一つあります。
それは、「Flashのサポートが終了する!」ということ・・・。
過去に作成したFlashコンテンツに改めてアクセスしたら「あれ?表示されないぞ?」なんて事もありますので、この記事を通してHTML5での作り直しをするきっかけになると嬉しいです。
目次
1.2020年にFlashのサポートが終了します
ネットに豊かな表現をもたらしたAdobe Flashがいよいよ2020年末でサポートが終了します!
この終了宣言を受け、現在ではGoogle Chromeをはじめ、Microsoft EdgeやFireFox、Safariなど多くのブラウザでFlashの初期設定が「無効」の状態になっており、Flashコンテンツを再生するかどうか閲覧者に確認を求めるようになっています。
つまり、「 閲覧者がFlashの許可設定をしない限りコンテンツを表示する事ができない。」状態になっているのです・・・。
関連記事)Flash Playerがブロックされた場合の対処方法
https://learning.logosware.com/archives/9749
関連記事)Flash終了によるロゴスウェア製品への影響
https://learning.logosware.com/flash-end
Adobe公式記事)Adobe Flash Playerサポート終了情報ページ
https://www.adobe.com/jp/products/flashplayer/end-of-life.html
2.コンテンツ形式(Flash or HTML5 )の判断方法
どちらのコンテンツ形式(Flash or HTML5)で作成したか分からない場合の判断方法をご案内いたします。
過去に作成したコンテンツ(対象製品:STORM Maker、THiNQ Maker、FLIPPER U で作成されたコンテンツ)に対してPCのEdgeやchrome(Flashが無効化された状態)でアクセスしてみてください。
■ 以下図のような画面が表示された場合
Flash形式で作成されている場合、このような画面になりますのでHTML5での作り直しが必要です。
資料)過去に作成したFlashコンテンツをHTML5で書き出す方法
https://doclib.logosware.com/#/content/871
■ コンテンツが表示された場合
- FLIPPER Uの場合
コンテンツURLの末尾がhtml5.htmlで表示された場合は、HTML5コンテンツが表示されている為、作り直しは不要です - STORM Makerの場合
コンテンツURLの末尾がtablet.htmlで表示された場合は、HTML5コンテンツが表示されている為、作り直しは不要です。 - THiNQ Makerの場合
コンテンツURLの末尾URLがhtml5/index.htmlで表示された場合は、HTML5コンテンツが表示されている為、作り直しは不要です。
※ 2021年1月12日以降、Flash Payerの実行がブロックされるようになりました。
その影響でIE11のFlash Playerが有効の状態でコンテンツにアクセスした際、Flashインフォメーションマークが表示される場合があります。
この状況になった場合、Flash Playerを無効にしてください。
- 無効にした時にコンテンツが表示された場合
基本的にはHTML5での作り直しは不要です。 - 無効にした時にコンテンツは表示されずFlashのインストールを進めるような画面になった場合
HTML5での作り直しが必要です。
関連記事)Flashインフォメーションマークが表示されコンテンツが閲覧できない
https://lwsupport.zendesk.com/hc/ja/articles/1500001553441
3.早めにHTML5で作り直しましょう
HTML5での作り直しが必要なコンテンツは、Flashのサポートが終了する前に作り直しをしておくと安心です。
資料)過去に作成したFlashコンテンツをHTML5で書き出す方法
https://doclib.logosware.com/#/content/871
※ FLIPPER U 従量課金・プリペイド制をご利用中のお客様へ
再書き出し時にページは消費されない為、費用は発生いたしません。
追記)2021年1月5日
現在、STORM Maker、STORM Vにつきましては起動ができない(または 編集画面が開けない)状態となっているため、HTML5での再書き出しが行えません。
その為、STORM Xeで作り直してください。
※STORM Maker及びSTORM Vで作成されたコンテンツはSTORM Xeと構成が異なるため、STORM Xeへのインポート及び編集はできません。